てのひら鍼灸院は働くみなさんを応援しています。仕事も子育ても大変なとき、自分のために鍼で健康管理!

灸(きゅう)療法:いろんな種類・やり方があります

お灸は気持ちいい!

てのひら鍼灸院では、「鍼灸」(しんきゅう)の名の通り、お灸も行います。

火を使うということで

「熱いよね!」と

怖がる人もいるかもしれません。
熱感が必要な時もあるのですけれど、それでも火傷するような熱さにはしないのがお灸です。

背中や手足、時にはお腹にと、カラダじゅうのほとんどに、お灸するのは可能です。

お灸の種類

実はお灸にも色々と種類があります。

てのひら鍼灸院で用いるお灸はそのうちの数種類です。

点灸・知熱灸

 

「もぐさをひねる」のがこの知熱灸です。もぐさはヨモギの葉っぱの裏の毛!市販されているお灸の筒の中に入っているのが、もぐさです。(下に台がついていますよね?台座灸という分類に入ります)

このもぐさを、ひねって皮膚に置き、お線香で火をつけるのが本来のお灸で、熱いと感じる前に消してしまうのを知熱灸といいます。
ほんのりあったかくなる感じです。

 

箱灸

 

特製の箱の中に熱源を入れておなかや背中に置いて広い範囲を暖めます。おなか全体が冷えている方などに用います。

中には、炭や粗いもぐさに火をつけて入れます。じんわりと熱が入ってくる感じが心地よいお灸です。

当院で使っている2つの箱灸用の箱は、どちらも手作りですー。

 

台座灸

 

市販されているお灸と同じタイプです。しばらく置いておける手軽さと熱くなりすぎない安全さがあります。

強さも多種にわたるので、自分にあった熱量のものを選べます。最近では、もぐさの部分が炭になっていて、煙や匂いが少ないものも出回ってきて、家で使うにも抵抗が少なくなりました。

当院では何種類か仕入れていますので、試してみたい方はお申し出ください。

 

陶器灸

 

陶器で出来た筒に炭を入れて熱くし、ツボにあてていきます。じんわり奥まで熱が浸透してくるのが感じられ、なおかつもぐさを使わないので煙や匂いが出ないメリットがあります。

他のお灸との違いは、ツボを押すことができるという点でしょう。押すことは目的とはしていませんが、ツボに入る感じが良い刺激となります。

また、煙や匂いがないので、おうちでのセルフケアにもぴったりなお灸と言えます。

 

棒灸ローラー

 

金属製の専用の筒に棒灸を入れて使用します。
先端は回転するので、「ローラー」。写真のように、肌の上を転がすように使います。
中サイズを使っているので、背中や手足はもちろん、顔に使用することも可能。体がほんわかと温かくなり、同時に表面のサッパリ感が得られます。鍼の仕上げに表面を整えてあげるという感じです。

お灸をお家でも使って、セルフケア!

最近はお灸もブームになりつつあり、市販されている使いやすいお灸を使っている方も多いと思います。健康維持に足三里、肩こりに肩井などが一般的なのではないでしょうか。

お灸は、是非ともセルフケアに役立ててもらいたいと思っています。今は市販で使い易いお灸がたくさん出ていますし、熱さの強さも自分にあったものが使えるので、手軽にできるようになっています。
先日は患者さんに、貼るだけのお灸を教えていただきました。湿布の小さいやつ、かしら。これもじんわりと数日暖かいらしいです。コリで痛いところに貼っておくといいから便利ですね!(見せていただいたのは、某薬局のオリジナル商品でした。市販でもあります)

使い方やツボのご指導もいたしますので、お気軽にご相談ください。市販のお灸の、どの強さが丁度いいかも試していただけます。

お灸の効果

冷え

お灸は冷えからくる症状に良いとされています。
夏でも冷え易い方、また、風邪のひき始めにも効果が発揮されます。

特に大事なのはお腹に冷えを入り込ませないこと。お腹が冷えていたら、おへそにお灸をするとじんわりと中の方が温まってくるのが感じられます。おへそに直接にもぐさを置くのではなく、この場合は味噌や塩、生姜のスライスなどを置いてお灸をするか、箱灸を使ったりします。

免疫力アップ

また、白血球を増やす効果があり、免疫力がアップするとされています。
風邪のひき始めに良いのは、この免疫力アップ効果もあるからですね。

血流量が多くなる

お灸をしたところの血液の流れも良くなるとされているので、肩コリや筋肉痛にも使えます。炎症が起きている、つまり、触るとポッポと熱い場合は、避けてください。

セルフケアではありませんが、「奇経治療」としてお灸を使う場合もあります。経絡治療では通常、五つの臓と腑の経絡を使って治療しますが、急な症状の場合はそれらの経絡から溢れた気が流れるという「奇経」にお灸と鍼をすることで、流れを整えることができるとされています。症状の出ているところとは離れた2箇所にお灸をしたりします。