「ハガキの葉」をいただきました!
聞いたことはありましたけど、実物を見たのは初めてです。葉っぱの裏を引っ掻いて文字を書くんですって。切手を貼って投函することも可能だとか。
「タラヨウ」(多羅葉)というモチノキ科の木の葉。
郵送してみたい!
て、宛先はどうやって書くんでしょう。全部この葉っぱの裏を削るんだとすると、下半分にお手紙かな。やってみる!
「てのひら鍼灸院」は マチ針で。んー、細い! 細すぎる!
細すぎる字を編み物用の「かぎ針」でなぞってみました。ちょっと見やすくなりました。
下の鍼灸院の住所は「かぎ針」のみ。
右の「痛くない鍼、暖かいお灸」は、読むのも困難なソフトさ。これは「ていしん」という刺さない鍼、まあ金属の棒です。
マチ針は葉の裏の表面を傷つけることができたのでクリアに線が出ましたけれど、押し付けただけになるかぎ針や「ていしん」ではぼやけた薄い茶色で、字としては読みにくいです。「傷つける」べし!
その後ネットで調べて見つけたサイトで、書いたものを残しておくにはレンジで5秒チンすると良いとあったので、5秒、加熱しています。
そしてまた書いてみました。
ゼムクリップを伸ばしたもので書くと、太さも書き心地も確かに良い!しかしこれでハガキにするとなると、住所と宛名でいっぱいになるのではないか?
この新しい葉は、チンしないでそのままおいてみます。枯れてきた葉は暗い緑になって固くなります。書いた字がどうなるか?ですね。(2019年10月4日)
その後。
ほらほら!見てください。
クリップで書いて、字はクリアに出ましたけれど、電子レンジでチンしなかった葉は全体が茶色くなってしまいました。最初に書いた上の葉は3秒ほどチンしたものです。
- 傷つけるべし。「押した」だけでも茶色くなるが、足りない。傷をつけないとダメ。
- 道具を選ぶ。傷つけるためにはある程度太さと強さがあり「角」がある金属、つまり葉の裏の表面を傷つけることができるもので、字を書く。細い方が細かい字が書けると思ったが、細い針で葉っぱの裏を傷つけるという行為は、針が曲がって難しく、字が金釘流になってしまう。強度が必要。身近なものでは、安全ピンでとかゼムクリップ。
- 書き終えたらすぐに電子レンジで3秒ほどチンするべし。(600Wでやりました) ほかほかにあったかい、くらいで字は保存できました。
葉っぱは茎についた状態で、その茎を水につけて保存しています。葉が枯れてくると上記の写真の下の葉のようになってしまい、使えません。
冷凍保存はしてないけど、冷凍はダメだろうなあ。(2019年10月9日)
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庭の話