11月25日は東洋はり医学会中央支部が主催する、「わかりやすい経絡治療学術講習会」でした。近藤は指導補助の形でお手伝いしてきました。
担当した班の生徒さんたちは鍼灸学校の学生さんで、東洋はり医学会の勉強会には初参加の人がほとんどでした。でも3年生だからか勉強熱心だからか、脉の話や五行の話にも予想以上についてきてくれてるみたいで、感心しました。私が学生の時は、そんなの訳分からなかったなあ。。。
これは学校にもよるのですが、鍼の学校だからといって東洋医学をしっかり学ぶかというと、そうでもないのですよね。
脉診・腹診・切経・刺鍼
午前中は診断の基本をガッツリやりました。
脉を診るのは特に訳の分からないものです。なんとなくわかってもらえれば、という気持ちでいましたが、皆さん、読み取ろうという気持ちがヒシヒシと感じられて良かったです。お腹や手足を診る方が意外と難しく感じたかもしれないですね。いずれにせよ、経絡治療は気の調整をする鍼。脉診は血管を潰さない、腹診も中の圧痛をみたりするのではない、というのがポイントなんだけど、脉もやはりグッと押さえて診てしまうのが普通です。そうじゃなくて表面から。それ、難しいんです。
臨床実技
生徒さんに模擬患者になってもらっての臨床実技は、全員受けてもらうことができました。
ともかく東洋はり医学会の鍼は接触させるだけですし、指導の先生ともなるとチクッと鍼先があたることもなく接触させられるものですから、やはり生徒さんたちは
「何も感じない」
というのが感想でした。
ですよねー
「でも体の中がグルグル動いている感じがする」
そうなんです。それそれ!気が動いているんですよ。
今回も特に具合が悪くなる方も出ず、無事に講習会は終わってホッとしています。経絡治療、面白い!
そう思っていただくのが第一目標ですから。
(第二目標は、入会してもらうことなんですけどね)
指導の先生は本当にお疲れ様だったと思います。近藤は横からチャチャ入れているだけだったのですが、それでも1日が終わるとドッと疲れました。呑みに行かなきゃ疲れが取れんわ!と呑んでいて終電ギリギリに帰りました。
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庭の話